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Fさんの恋

中国を旅行中、Fさんという中国人の女子大生と2日間ほど行動を共にしました。
内容が内容のため、青海省あたりということ以外は具体的な日時や場所は書けないので察して頂けると助かります。

Fさんとはバスが一緒でした。行き先は、そこそこ有名なお寺のある某所。
旅行者の場合、バスが一緒だと目的地も同じことがほとんどで、とくに外国人は泊まれる場所が限られているので、だいたい同じ場所に集まったりします。大別するとツアーやビジネス客が利用する高級ホテルか、料金が安くてインターネットが使えて英語が通じるユースホステルやゲストハウス。もちろん基本的には安い方に泊まっているのは言うまでもないことで(笑)。

やはりというか辿りついたホテルのロビーには同じバスの乗客ほとんどがたむろしている状態……どころか、大きなバックパックを持った欧米人観光客がわんさか居たのに驚いた。
ホテルにドミトリーはなく、シングルとツインはどちらに泊まっても1部屋あたりで同料金。しかも最低料金の部屋でも無駄に高い!
Fさんは部屋をシェアできそうな人を探してチェックインに並んでいる人に声をかけまくっていたけれど、2人組に断られたり欧米人には無視されたり。結局、私とシェアすることに。

部屋にチェックインしてからは、そのまま一緒に郊外のお寺まで乗り合いタクシーを拾ったり、知り合ったお坊さん(チベット人)の僧房へおじゃましたり、そのお坊さんの知人を訪ねて町の反対側までタクシーで移動して、みんなで一緒に食事をしたり。
次の目的地も同じだったので翌日は一緒にバスで移動して、タクシーの交渉から少し高級なレストランでのオーダーまで任せっぱなし(笑)。しかも買い物につきあってくれたからとブレスレットまで買ってくれたりで、なんだか申し訳ないくらい世話になってしまった。
私は中国語は筆談しかできないので1人だとここまでアクティブに行動しないから、とても濃い2日間でした。

Fさんはチベット文化に興味があって、少しだけ独学で勉強したとのこと。仏教に関しては私より詳しくて、お寺には結構な金額のお布施をするし五体投地もする。お坊さんに質問したり熱心にメモも取っていた。
興味を持った理由というのが、1年前にとある自然体験ツアーに参加したとき、引率のチベット人青年が本当に何でも(乗馬とか)できて、ありえないほど親切にしてくれて、凄くたくましくてカッコ良くて、それでチベットのことを知りたくなったからだとか。目標はチベット語を勉強して、そのチベット人青年と再会してチベット語で会話することらしい。
まあ、話の内容からも雰囲気からもチベットが好きというより、その青年のことが好き……というか恋しているんだろうなーというのが伝わってくるんだけど、そのへんは気付かないフリで(笑)。この一途さが、なんだか新鮮に可愛い。

それでFさんがチベット語を勉強しようと思ったけど参考書がない。旅行ガイドブックのなかには食事や生活や仏教について少し詳しく書かれたものもあるけれど、自分が知りたいこととは何かちがう。インターネットで調べてもよくわからない。ダライ・ラマ法王は何した人なの???
という状態になって、これは中国政府が何かしているのではないかと。
しかし、いろいろ規制されているのはチベット人に限らず中国人も同じだし、実のところどの程度の何が起きているのかは想像できない。仕方ないので旅行中に出会った欧米人にも聞いたりして、どうやら大変なことになってるらしいことまではわかったという。

Fさんは雲南省の麗江についても、行ってみたらあまりに作られた観光地になっていてひどすぎると怒っていたから、チベットが中国化することもそこに中国人が増えることも本当に嫌なのだろう。買い物をしたいなら北京や上海に行けばいいし、食事は広州が美味しい。中国は広いから大きな砂漠があって山があって森があって黄河があって、いろいろな場所でいろいろな人が生活をしているから旅行するのが楽しいので、無理してディスコとかビルとか作る必要ないとも言っていた。話を聞いていると、チベットやウイグルは歴史的にも中国だという大前提になっている。

こうした話になると「日本だって領土問題が……」という展開にならないとも限らないので、できれば避けたいというか、何をどこまで話すか難しかったりする。
「どう思う?」と聞かれたので、支障のない範囲で微妙に曖昧な表現を混ぜながらチベットについていくつか話をした。そこが中国じゃなくて日本とか他の国ならもう少し話せることもあったけど、中国内に居る限りはやっぱり怖いしね。何かあったら英語での会話に行き違いがあったということで……済むといいなぁ(汗)。

そんなわけでイバラの道を進み始めたFさん。恋って凄いね。
だけど私も、人権問題にしろ民族の弾圧にしろ世界中にあるのになぜチベットなんだと言われたら、やっぱりチベットが好きだから……なんだよね。好きって凄いよ。
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2011-03-09 : 中国 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

NH

  • Author:NH

  • 海外放浪が好き。マンガとゲームも好き。
    お茶の国でもメニューにあればコーヒーを注文して、不味いインスタントコーヒーに異国情緒を感じるお年頃。お茶も好きです。
    音楽が好き。猫も好き。写真は撮ったり撮らなかったり。
    気がつけばゲーム日記。こんなはずでは……。

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